この章は MySQL メーリングリストを紹介し、それをどのように使用する かのガイドラインを提供します。
メイン MySQL メーリングリストを購読するには、メッセージを 電子メールアドレス mysql-subscribe@lists.mysql.com に送ってください。
メイン MySQL メーリングリストの購読の中止は、メッセージを 電子メールアドレス mysql-unsubscribe@lists.mysql.com に送ってください。
メッセージを送る先のアドレスだけが重要です。メッセージのサブジェクトと 本文は無視されます。
もし、あなたのリプライアドレスが妥当な物でない場合、アドレスを明確に指定することが出来ます。
subscribe あるいは unsubscribe のあとにハイフンを付け、そのあとにあなたの
アドレスを記述します。ただし `@' 文字は `=' に置き変えて書きます。
例えば、 your_name@host.domain
で購読したい場合、
mysql-subscribe-your_name=host.domain@lists.mysql.com
宛にメッセージを送ります。
mysql-subscribe@lists.mysql.com や mysql-unsubscribe@lists.mysql.com へのメールは ezmlm メーリングリストプロセッサによって自動的に処理されます。 ezmlm についての情報は The ezmlm Website.
本メーリングリストへの投稿を行うには、mysql@lists.mysql.com
にメッセージを送ります。
しかし、subscribe あるいは unsubscribe のメールを
mysql@lists.mysql.com に送らないでください。
これらのアドレスへ送られたメールは、何千ものユーザーに配送されてしまいます。
あなたのローカルサイトが多くの mysql@lists.mysql.com 購読者を持つことも
あります。この場合、ローカルメーリングリストを作り、lists.mysql.com
からの
一つのメッセージがそのサイトに送られ、ローカルなリストで複写されるように
してください。この場合、ローカルの MySQL リストへの追加と削除は、
あなたのシステム管理者に問い合わせて下さい。
次の MySQL メーリングリストがあります:
announce
mysql
mysql-digest
mysql
リストです。これは、一日に一回、一つの大
きなメールが送られることで個々のメッセージ全てが得られることを意味します。
bugs
mysqlbug
を使
用して投稿すべきです(Windows 上で実行している場合は、OS と
MySQL バージョンの記述を含めるべきです)。できれば、投稿前に
MySQL の最新の安定バージョンか開発バージョンを使用して問題をテ
ストすべきです! 含められたテストケース上で、mysql test < script
を使
用することで、誰もがバグを再現できるべきです。このリストに投稿された全て
のバグは、次の MySQL リリースで修正されるかドキュメント化されま
す! 小さなコードの変更だけですめば、我々はこの問題を修正するパッチの投
稿も行ないます。
bugs-digest
bugs
リストです。
developer
developer-digest
developer
リストのダイジェストバージョン。
internals-digest list
(below).
internals
internals-digest
java
java-digest
java
リストのダイジェストバージョン。
win32
win32-digest
win32
リストのダイジェストバージョン。
myodbc
myodbc-digest
myodbc
リストのダイジェストバージョン。
plusplus
plusplus-digest
plusplus
リストのダイジェストバージョン。
msql-mysql-modules
msql-mysql-modules-digest
msql-mysql-modules
リストのダイジェストバージョン。
上述したのと同じ方法で全てのリストの購読または購読中止ができます。あなた
の購読または購読中止のメッセージは、mysql
ではなく適切なメーリングリス
トに送ってください。例えば、 myodbc
リストを購読または購読中止するには、
myodbc-subscribe@lists.mysql.com または
myodbc-unsubscribe@lists.mysql.com にメールを送ります。
次の表は英語以外の MySQL メーリングリストを示します。注意: これら は MySQL AB によって運用されていません。そのため、我々はそれらの 品質を保証できません。
, フランス語メーリングリスト
, 韓国語メーリングリスト
subscribe mysql your@email.address
をメールしてください。
, ドイツ語メーリングリスト
subscribe mysql-de your@email.address
をメールしてください。
これについては http://www.4t2.com/mysql で情報を見つけられます。
, ポルトガル語メーリングリスト
subscribe mysql-br your@email.address
をメールしてください。
, スペイン語メーリングリスト
subscribe mysql your@email.address
をメールしてください。
メーリングリストへ質問を尋ねる前に、以下の手順を踏んでください:
我々は、新しく見つかった問題の解決でマニュアルを頻繁に更新することで、それを 最新に保持しようとしています!
http://www.mysql.com/documentation/manual.php
http://www.mysql.com/documentation/
ここで回答が見つけられない場合は、近くの MySQL 熟練者ととも に調べて下さい。まだあなたの質問の回答が見つけられなければ、先に進み、次 のセクションの mysql@lists.mysql.com へメールを送る方法についてを読んで ください。
良いバグレポートを書くのは忍耐が要りますが、それを最初に正しく行なうこと は我々とあなたから時間を節約します。 そのバグについての完全なテストケースを含む良いバグレポートは、次のリリー スでそれが修正される可能性がとても高くなります。 この節では、かなりの、または全く我々 の助けにならないことにあなたの時間を浪費しないように、あなたがレポートを 正しく書くことを手助けします。
我々は、バグレポートまた可能ならば全ての問題についてのレポートの作成に
mysqlbug
スクリプトを使用することを奨励します。mysqlbug
は
ソース配布内の `scripts' ディレクトリ、または、バイナリ配布では
MySQL をインストールしたディレクトリ配下の `bin' ディレク
トリから見つけられます。mysqlbug
を使用できない場合は、この節に挙
げられている全ての必要な情報を含めるべきです。
mysqlbug
スクリプトは、下記の多くの情報を自動的に見つけ出すことで、
レポートの作成を手助けします。しかし、重要な何かが足りない場合、あなたの
メッセージにそれを含めてください! この節を慎重に読んで、ここで述べられ
ている全ての情報がレポート中に含まれていることを確認してください。
バグや問題を報告する通常の場所は、mysql@lists.mysql.com です。
バグを明確に示すテストケースを作ることができれば、
bugs@list.mysql.com リストにそれを投稿してください。注意: この
リストには、完全で再現可能なバグ情報を mysqlbug
スクリプトを使用
して投稿すべきです。 Windows 上で実行している場合は、OS と
MySQL バージョンの記述を含めるべきです。できれば、投稿前に
MySQL の最新の安定バージョンか開発バージョンを使用して問題をテ
ストすべきです! 含められたテストケース上で、'mysql test < script' を使
用することで、または、バグレポートに含められたシェル/Perlスクリプトを実
行することで、誰もがバグを再現できるべきです。このリストに投稿された全て
のバグは、次の MySQL リリースで修正されるかドキュメント化されま
す! 小さなコードの変更だけですめば、我々はこの問題を修正するパッチの投
稿も行ないます。
多すぎる情報を含むメッセージに答えることはできますが、少なすぎる情報を含 むものにはできないということを覚えていてください。しばしば人は事実を省い てしまいます。問題の原因をわかっていると思い、いくつかの詳細を重大でない と見なしてしまうからです。良い原則は: 何かを言おうか迷ったときには、言っ てください! 最初にあなたが十分な情報を含めなかったために、再び質問して 回答を待つことを強要されるより、数行をあなたのレポートに書く方が千倍速く て迷惑ではありません。
良くある間違いは、使用している MySQL 配布のバージョン番号を示さ ない、または MySQL をインストールしたプラットフォームを(プラッ トフォームのバージョン番号を含めて)示さない事です。これはとても関連した 情報で、100 のバグレポートのうち 99 の場合、この情報がないと役に立ちませ ん! 我々は ``何故私では動作しないの?'' のような質問をとても良く受けま す。そして我々は、要求された機能はその MySQL バージョンに実装さ れていない、または、レポート中に述べられているバグは新しい MySQL バージョンで既に修正されているであることを見つけます。時々、 エラーはプラットフォーム依存で、オペレーティングシステムとプラットフォー ムのバージョン番号を知らないことには、何も修正することはできません。
問題に関連している場合は、コンパイラについての情報も与えることを忘れない でください。しばしば人はコンパイラのバグを見つけて、問題は MySQL に関連していると考えます。多くのコンパイラはいつも開発中 で、バージョンを上げることによってより良いバージョンになります。問題がコ ンパイラに依存しているかどうかを確定するには、どのコンパイラが使用されて いるかを知ることが必要です。全てのコンパイルの問題はバグレポートとみなさ れ、それに従って報告されるべきであることに注意してください。
最も役に立つのは、問題の良い説明がバグレポートに含められることです。つま り、問題に導かれる全ての行なったことの例と、正確に記述された問題それ自身 です。良いバグレポートは、バグや問題を再現する方法を示す完全な例を含むも のです。 「I.1.5 Making a test case when you experience table corruption」節参照.
問題がエラーメッセージを与える場合、それをレポートに含めることはとても重 要です! 我々がプログラムを使用するアーカイブから何かを検索しようとする 場合、エラーメッセージはプログラムが与えたものと正確に一致する方が良いで す(大文字小文字も守られるべきです!)。どのようなエラーメッセージだったか を覚えるなんてことはしてはいけません;レポートに完全なメッセージをコピー し張りつけてください。
MyODBC での問題がある場合、MyODBC トレースファイルの生成を試みるべきです。 「19.7 Reporting Problems with MyODBC」節参照。
あなたのレポートを読む多くの人が 80桁ディスプレイを使用しているというこ
とを覚えておいて下さい。従って、mysql
コマンドラインツールを使用
してレポートまたはサンプルを生成する時、そのようなディスプレイの有効幅を
超える出力(例えば、EXPLAIN SELECT
ステートメント; 後述のサンプル
を見てください)には、--vertical
オプション(または \G
ステー
トメント終端)を使用すべきです。
mysqladmin version
の
実行でわかります。mysqladmin
は MySQL のインストール
ディレクトリ配下の `bin' ディレクトリに見つけられます。
uname -a
の実行によってこの情報が得られます。
mysqld
が死んだ場合は、mysqld
がクラッシュしたクエリも
レポートしてください。通常、これはロギングが有効な mysqld
の実行に
よって、見つけられます。 「I.1.4 Using log files to find cause of errors in mysqld」節参照。
mysqldump --no-data db_name tbl_name1 tbl_name2 ...
からの出力を含めて
ください。これはデータベース内の任意のテーブルについての情報を得るとても
簡単で強力な方法で、我々があなたの状況に一致するものを生成する手助けにな
ります。
SELECT
ステートメントでの速度に関するバグや問題では、
EXPLAIN SELECT ...
の出力と、少なくとも SELECT
ステートメ
ントが与える行の数を常に含めるべきです。あなたの状況について、より多くの
情報を、誰かがあなたを助けられるように、より適切に与えてください! 例え
ば、次はとても良いバグレポートの例です(もちろん mysqlbug
スクリプトで投
稿されてます):
mysql
コマンド行ツール配下での実行例(注意: 出力幅がディスプレイ装
置の80桁を超えるステートメントには、\G
ステートメント終端を使用し
てください):
mysql> SHOW VARIABLES; mysql> SHOW COLUMNS FROM ...\G <output from SHOW COLUMNS> mysql> EXPLAIN SELECT ...\G <output from EXPLAIN> mysql> FLUSH STATUS; mysql> SELECT ...; <A short version of the output from SELECT, including the time taken to run the query> mysql> SHOW STATUS; <output from SHOW STATUS>
mysqladmin variables extended-status processlist
の
出力結果をメールにを含むべきです。 これはあなたのシステムの情報を
提供します!
mysqldump
を使用し
てあなたのテーブルをダンプし、あなたの問題を説明した `README' ファ
イルを作るべきです。
tar
と gzip
または zip
を使用して、ファイルの圧縮アー
カイブを生成し、そのアーカイブを ftp
を使用して
ftp://support.mysql.com/pub/mysql/secret/ に転送してください。それか
ら問題の短い説明を mysql@lists.mysql.com に送ってください。
ftp
を使用して ftp://support.mysql.com/pub/mysql/secret/ にデー
タを転送することができます。データが本当に最高機密で我々にさえ見せたくな
い場合は、先に進んで、他の変数名等を使用してサンプルを作ってみてください。
しかしこれは最後の選択と思ってください。
mysqld
デーモン開始時に使用したオプションと
MySQL クライアントプログラム実行に使用したオプションを示してく
ださい。 mysqld
, mysql
または configure
スクリプト
へのオプションはしばしば回答へのキーになり、とても関連しています! とに
かくそれらを含めるというのは悪い考えではありません! Perl や PHP などの
モジュールを使用している場合、それらのバージョン番号も含めてください。
mysqlaccess
の出力、
mysqladmin reload
の出力、接続しようとした時に得られた全てのエラー
メッセージを含めてください! 権限をテストする時、まず mysqlaccess
を実行すべきです。その後、mysqladmin reload version
を実行し、最
後に問題が発生するプログラムでの接続を試みるべきです。mysqlaccess
はMySQL インストールディレクトリ配下の `bin' ディレクトリ
に見つけられます。
parse error
が発生する場合、構文を厳密にチェックしてください! 何
が間違っているのかを見つけられなければ、多分、使用しているクエリを
MySQL の現在のバージョンがサポートしていないということです。現
在のバージョンを使用していて、http://www.mysql.com/documentation/manual.php のマ
ニュアルがあなたの使用しているクエリ構文をカバーしていない場合は、これは
MySQL があなたのクエリをサポートしていないという意味です。この
場合、あなたの選択は、その構文をあなた自身で実装することか、
mysql-support@mysql.com に email でこれを実装するように申し込むこ
とです!
マニュアルがあなたの使用している構文をカバーしているのにMySQL
の古いバージョンを使用している場合、文法が実装された時期について
MySQL の変更履歴をチェックすべきです。 「F MySQL change history」節参照。この場合、よ
り新しいバージョンの MySQL へのアップグレードを選択できます。
myisamchk
か
CHECK TABLE
/REPAIR TABLE
文で検査し、修復を試みるべきです
「16 Maintaining a MySQL Installation」節参照.
mysqld
は 更新の最中に kill されない限りは
テーブルを絶対に破壊しません! もしなぜ mysqld
が死ぬのか
見つけた場合は、我々があなたに問題解決のための修正を提供することが、
はるかに簡単になります!
「21.1 How to Determine What Is Causing Problems」節参照
あなたがサポート顧客なら、より高い優先順位で取り扱うため mysql-support@mysql.com にバグレポートをクロスポストしてください。 同様に、他の誰かが問題を経験済み(そしておそらく解決済み)かどうかを知るた めに適切なメーリングリストにも。
もしあなたがサポート顧客なら、より高い優先度で取り扱われるように、バグレポー トを mysql-support@mysql.com と、そして同様に、他の誰かが問題を経 験済み(そして、もしかしたら解決済み)かどうかを調べるために、適切なメーリン グリストにもクロスポストしてください。
MyODBC のバグ報告上の情報については、 「19.4 MyODBCでの問題をどのように報告すべきか?」節 を参照 してください。
いくつかの一般的な問題の解決法のために → 「21 問題とよくあるエラー」節参照.
回答があなたに個人的に送られて、メーリングリストに送られていない時、回答 を要約し、あなたの問題の解決の手助けになった返事の恩恵を他の人にも与える ために、その要約をメーリングリストに送信することは、良いエチケットです!
あなたの回答が広く関心を持たれると考えられる場合、尋ねた人に個人的に直接 返事をする代わりに、メーリングリストに投稿したいと思うでしょう。オリジナ ルの投稿者以外の人もそれから恩恵を受けられるように十分一般的に回答を作成 することを試みてください。メーリングリストに投稿する場合は、あなたの回答 が以前の回答と重複していないか確認して下さい。
あなた返事の中で、質問の本質部分の要約を試みてください。質問全体を引用す ることを義務と感じないで下さい。
HTML モードを ON にしたブラウザからメールメッセージを投稿しないでくださ い! 多くのユーザはブラウザでメールを読んでいません!
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