A.K.I.です。

Accessのクエリは通常Accessが解釈し、ODBC経由で取得したデータ
に対しAccessが処理します。パススルークエリはサーバにクエリを丸投
げし、結果を取得します。どちらが効率がよいかは微妙なところで
すが、MySQLの独自の機能を使う場合はパススルークエリを使うこ
とになります。また、件数が多く、回線が細い場合は全件ローカル
に持ってきてから処理するよりSQL文を投げて検索結果だけ取得し
た方が確実に速いです。このへんはAccessをDBサーバのフロントエンド
に使うときの共通の話になるかと思いますが。

>サーバ側のOSはwinnt4.0ワークステーションを考えています
>実験用にはｍWIN98のローカルマシンで実験をしています
>mysqlのバージョンは ３．２３．５４です
>文字コードは　s-jisです　ini ファイルで設定しています
>        winmysqladmin 1.4で設定完了しました
>クライアント側のmyodbc は2.50.39とデータソースアドミニストレータに表示が
>あります

ちょっと前にどのバージョンを使うべきかという話が出ていました
が、バージョン３系列を使わなければならない理由がないのであれ
ば4.0.13あたりを素直にダウンロードするのがよろしいかと。でき
ること増えてますし。MyODBCも最新のリリースを使うことをおすす
めします。2.5のときよりずっと安定してます。

>ODBCでリンクを張ればほぼ今まで使用していたアクセスのレポートやフォームが
>再利用でき、重複させていたデータが１台のマシン上に収まると思っています。
>
>また、複数のアクセスのファイルを個別で作成してきたため、同じマスタを複数
>のｍｄｂで管理していたりしています。
>この複数のマスタも１台のマシン上のmysqlで管理すれば、必要なプログラム用
>に分かれていても、１つのマスタは１つのファイル（mysqlのマスタファイル）
>で管理できるかなと考えています。
>
>このように場当たり的なファイルが増えたのも、小さな完結したプログラムをス
>タンドアロンで使用をするために作成していたが、それを無理矢理ネットワーク
>での使用に合わせようとしたためと思っています。
>共通のファイルであるマスタもそれぞれのアクセスのデータに重複している状態
>です。
>このように同じファイルが複数のマシンにあったり、同じテーブルが複数のデー
>タ用mdbにあるような状態をも。mysqlでデータ管理をすればすっきりできるので
>はないかと考えています。

「小さな完結したプログラム」が残っているのであれば、そこから手
を入れていった方が近道かもしれません。たぶん無理矢理ネットワーク対応
した部分と無理矢理パフォーマンスをあげるためにコピーした部分
というのは今回の目的には不要だと思われます。まずは小さいスタンドアロン用
のもののテーブルをリンクテーブルに置き換えてみてはいかがでし
ょうか。そこからAccess側で処理している内容のうち、サーバに任
せられるものをサーバ側に投げるようにしていくと、今よりずっとスマート
なモノができあがるんじゃないかと思います。

ちなみにWin上でMySQLを管理するなら「かねやんMySQLAdmin」がお
すすめです。
http://www.mmdb.net/m_kaneko/
サーバ側のOSは問いません。
テーブルの作成、クエリの実行等の他にローカルにあるCSVファイル
のサーバへのインポート、ローカルにあるCSVファイルへのエクスポート
（テーブル直でもSQLクエリからでも）、他のMySQLからのテーブルコピー、
テーブルの最適化や修復等たいていのことができます。
そしてなにより、日本語です（笑）