川合孝典です。

----- Original Message -----
From: "TOYOSHIMA,Masayuki" <mtoyo@xxxxxxxxxx>
To: <ml@xxxxxxxxxx>
Sent: Wednesday, August 28, 2002 4:50 PM
Subject: [mysql 06013] Re: (バイナリ) ファイルの (テーブルへの) 保存


> 豊島(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)です。
>
> 私は、画像等をデータベース自身にBLOBで格納してしまうより、その「場所」だ
> けを文字列データとして格納して、あとは www サービス側に送出させる方を好
> むのですが、それぞれの得失などは一般にはどう評価されているのでしょうね。
結論はまだ出てないんじゃないかと思っています。
拙訳でもうしわけないのですが、「MySQL & Perl」の中で、Paul DuBoisさんも
両論併記といったことをしています。

個人的な感想のようになってしまいますが...
ファイルシステムに格納する場合、データベースとファイルの両方の面倒を
みなくちゃいけません。登録だけでなく、削除や更新のときとなるとちょっとね
という気がします。それに名前の付け方やディレクトリの切り方を工夫しないと
名前の衝突が起きたり、ファイルが多すぎてファイルシステムとして効率的な
運用が出来ないといったことになってしまいます。

データベースに格納すると、そういった面倒くささはなくなりますが、
ちょっと内容を確認しようと思っても、データベース操作が必要になります。
PostgreSQLのラージオブジェクトのように、ちょっとずつ読み込んだり、
書き込んだりといった機能がなければ、ドドーンと一発のSQLでファイルを
登録、取り出しっていうのは、どうもねぇという気がします。
＃その瞬間、そのSQL文のメモリが食われるわけですから

個人的には「両方とも使う」かな。
小さいファイルがたくさんあって、更新もするようなときにはデータベースに
保存。そうでなければファイルシステムに保存かなぁと。
もちろん利用するDBMSにもよるんでしょうけれども。

PS.
ちなみに

----- Original Message -----
From: "Hiroaki,Sakuma" <sakuma@xxxxxxxxxx>
To: <ml@xxxxxxxxxx>
Sent: Wednesday, August 28, 2002 6:48 PM
Subject: [mysql 06015] Re: ファイルの保存（その２）


> 佐久間です。
（中略）
> 後、蛇足かもしれませんが、Excel形式みたいなMS固有のデータだと
> 後に互換性問題(今後永遠にExcelを買い続ける必要がある)もありますし、
> 将来的なデータの活用という面からも不利です。
（以下略）
Excelファイルのフォーマット(BIFF)については、既に数多くのオープンソースの
ソフトウェアでも読み書きできますし、フォーマットもほぼ明確になっています。
＃確実にわかっていないのはVBAの部分だけじゃないかなぁ。
Perlだけでも読み書きできるし(^^)。

ex. xlHtml(http://www.xlhtml.org/)、
     Gnumeric(http://www.gnome.org/projects/gnumeric/)、OpenOfficeなど

もちろん100%の互換性が保障されることはないでしょうけど、
「ヘタなXML」にするよりは、確実かもしれません(^^)。
＃XMLにすることが問題じゃなく、どんなXMLにするかが問題ってことで

PS　その２
 MLにはReplyToは、外しておいたほうがよいですよ。

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川合 孝典 (Hippo2000)
   DBI日本語メーリングリスト管理人、Kansai.pm所属
   kwitknr@xxxxxxxxxx GCD00051@xxxxxxxxxx
   http://member.nifty.ne.jp/hippo2000、http://www.hippo2000.info/
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   http://member.nifty.ne.jp/hippo2000/mysqlperl.htm
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