橋本です。

草野様、詳しい見積もり方法をありがとうございます。

今日、無事にサーバーの発注を行いました。
みなさまの助けにより、問題の少ないサーバ構成を
作れたと思います。ありがとうございました。

結局、デュアルコアで２ＣＰＵのサーバにすることはやめました。
その代わり、レプリケーションを組んで、サーバの数自体を
増やしていくことにしました。

一番大きな理由は、CPUがボトルネックになっているということが
確信できないならば、CPUの性能を上げても全体のパフォーマンスは
変わらない可能性が高いということです。

それよりも、複数台で負荷分散したほうがパフォーマンスが
上がるだろうと判断しました。

草野龍雄 wrote:
> はじめまして
> 草野と申します。
> 
> 月刊のview数から見るとそれほどおおきな負荷では無いように見えますが、
> パフォーマンス面でお困りの方もいらっしゃると思いますので、私の経験談で
> すみませんが、ハードウェアの見積方法をご紹介します。
> 
> ■ハード
> ○理想を言えばデータファイル容量と同量のメモリ＋αを積みます。
> 　つまり、OSのバッファに全て入るようにします。
> ○RAIDカードはライトバックに設定します。障害時に備えてバッテリを積むと
> 　よいでしょう。
> ○CPUはAMD社のOpteronが良いです。Intelはインデックス量が小さくなるように
> 　チューニングしないときついです。もっとも2CPUなら影響は影響は少ないと思
> 　いますが・・・・4CPU以上になるとIntelは投資効果が低いと思います。
> 　4wayになるようですから同じことが言えると思います。私はデュアルコアを
> 　使ったことがないのでよく分かりませんが、4CPUの場合はIntelだと2.6個分、
> 　Opteronだと3.7個分のパワーになりました。かなり大雑把ですが・・・
> 　なおOpteronの場合、各CPUに同量のメモリを積むと効率が良い気がします。
> ○ハードディスクはRAID 0+1 にするとRAIDカードの負荷が減ります。
> 
> ■ソフト（ついでに）
> ○インデックスがCPUの二次キャッシュに入るように調整（設計・データ量・運
> 　用）をすると速くなります。
> ○my.cnfでquery_cache_size,thread_cacheの設定もします。
> ○クエリキャッシュを有効に使えるようにSQL設計します。
> 
> データ量・処理量・SQLチューニング等にもよりますが、これで秒速300トランザ
> クション以上いけることもあります。
> 
> 理由：
> ハードディスクへの書き込みは物理的限界がある。秒速２桁がいいとこでしょう。
> 流れるデータ量にも影響します。Intel製はメモリ対CPUの転送帯域が細くてチュー
> ニングが満足でない状態であるとその影響をもろに受けます。AMDにして置いた
> 方が（保険をかける意味で）良いと思いますよ。
> 
> 
> On Wed, 19 Oct 2005 12:00:26 +0900
> Hideki SUNADA <hideki@xxxxxxxxxx> wrote:
> 
> 
>>>HDDは15000回転にするとして、メモリも多めに積むようにすれば、
>>>CPUのパワーは上げても、パフォーマンスにはそれほど影響しない
>>>ということですかね。
>>
>>これも、サーバで立ち上げるプログラム
>>（apache,sendmail,crond,mysqld等々）のプロセスの数や種類によると
>>思います。
>>
>>これらが少ない場合は、メモリーが少なくてもスワップは起こらないの
>>で問題はないと思います。
>>
>>早さは、CPU　＞　メモリー　＞HDD　なので、HDDに負担が多くかかる
>>ようにすればパフォーマンスが一番落ちやすいことになります。
>>HDDの負担が少なければ、一番顕著にパフォーマンスの向上が確認でき
>>るのではと思います。CPUの性能の差は、画像処理などの高負担な物が
>>多くある場合に影響が出そうですが、そうでない場合は、性能の差が分
>>かりづらいかも?と思います。
>>
>>
> 
>